サラリーマンFIREとは?全く新しい第6のFIRE誕生!【FIREの終焉】


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FIRE FIRE FIRE!

 

令和三年はまさにFIRE元年。

えーマジ社畜社畜が許されるのは小学生までだよね~。キモーい。

通りすがりの女子高生にまでそんなことを言われる始末。

嘘です。

 

しかし、FIREという言葉も、大分一般に周知されてきましたね。

 

どれだけみんな今の働き方が苦痛なのか?

まぁ日本人は、世界的にも仕事嫌いな人が多いみたいで、仕事に熱意のある人の割合は6%。

 

139カ国中132位と最下位クラスだった。という調査結果もあるそうな。

 

そりゃFIREが注目を集めるわけです。

 

メディアも、ここぞとばかりにFIRE特集を組む時代になりましたね。

 

そして、ブームに乗ってFIRE評論家という肩書きを持った専門家が、雑誌にコラムを掲載したり、本を出す昨今。

 

少し食傷気味になってきています。

それってFIREなの?

このブログの読者にはいうまでもないことですが、FIREとは financial independence retire earlyの略語となります。

 

経済的に独立して、早期にリタイアする、という意味ですね。

 

しかし…いまや乱立するFIRE達成者を見ると、それってFIREって言えるの?とちょっとだけ思うこともあります。

 

例えば、以下のパターンとかもFIREとして称賛されています。

 

親の金FIRE

書いて時の如く、資産家の親の援助でFIREしている方々です。

一見自身の労働で獲得した資産の運用で生活費を賄っていると思いきや、実はその資産は親からの贈与や援助が多分に含まれているタイプですね。

 

勿論、自分で稼いだ分もあるでしょうが…

ただ、その比率を明確に出していない以上、詳細は不明です。

 

そして、資産運用に失敗したとて、危なくなったら親の資産に頼れる時点で、それってFIREなの?

 

親の資産に依存している時点で、経済的に独立したと言えるのですかね?

 

そして、親の遺産相続時に、ワラワラと親戚が集まり骨肉の争いが勃発。

もしその時、コナン君が登場しようものなら…

FIREどころではなく、死のサバイバルゲームの始まりです。

 

「この中に殺人鬼がいるかもしれないのに一緒に居られるか!俺は自分の部屋に戻らせてもらうぞ!」

果たして、貴方は生き残ることができるか!?

主婦FIRE

自身の資産や稼ぎで暮らしている、と言いながらも、実際には伴侶がいて、その稼ぎでも暮らしていける状態。

 

旦那にはサラリーマンとして自由のない労働をしてもらって、自分一人が自由にFIRE。

 

伴侶の稼ぎというセーフティネットがあるからこそ、仕事を辞めて自由気ままにリスクある行動ができた、という側面を考えると、経済的独立?

 

夫婦で助け合っていくことは美しい事ですが、旦那には制約のあるサラリーマン労働をしてもらうことがある程度前提の生活。

それってSide FIREと言えるの?

 

持ち前の美貌を更に磨き上げ、優良な伴侶を捕まえ安定した生活を送ることは、古今東西見られてきた戦略。

問題ありません。

 

ただ、伴侶の経済面をリスクヘッジとしている経済的自由は、果たして経済的に独立していると言えるのか?

 

ただしイケメンに限る

まさか FIRE界でもこの言葉を見るとは思いませんでしたよ…

 

いいなぁ 妬ましいなああ 妬ましいなああ。

私の心の中にいる妓夫太郎が出てきてしまう…!

貧乏FIRE

資産もろくに持たず、更に極限まで支出を切り詰めることで達成するFIRE。

健康で文化的な最低限の生活とは一体何なのか?

憲法第二十五条の限界に挑戦しているとも言える日々を見ると、色々と考えさせてくれます。

 

修行僧のようなその生き方は、個人的には嫌いではありませんがね。

 

あくまで自分の力で達成しようとしている姿勢は潔いと思いますし、経済的に独立してると言えるでしょう。

 

ただ、脆弱な資産で、外食すら碌に出来ない生活を、経済的に自由かと言われると…

 

どこまでがLean Fireとして認められるのか?

その、やっぱり、三千万ぐらいは資産を形成してからがLean Fireじゃないかなぁ?

 

たまには旅行に行ったり、美味しいお寿司とか、食べに行きたいとです。

 

究極のFIRE...それは、サラリーマンFIRE!

まぁFIREにも色々な種類があり、派生系も含めれば、正直もう言ったもん勝ち。

今のFIRE界は、まさにバーリトゥード

 

いえ、別に人の生き方にケチをつけるわけではなく。

親や伴侶といった、家族と助け合いながら生きていくのは、ごく自然なライフスタイル。

 

というか、数千万円の資産だけを頼りに、仕事を辞めるというのは、結構リスキー。

直後に暴落食らったら、一発アウトの危険性もあります。

バッファを持たせるのは、極普通のことでしょう。

 

ただ、それもFIREって言っちゃう?と思うのです。

 

ということで、若干言ったもん勝ちなこのFIREブームに乗っかり、私も新しい概念のFIREを提唱したいと思います。

その名も…サラリーマンFIREです!

 

サラリーマンFIRE…?

リタイアアーリーしてないじゃん、と思われる方も多いでしょう。

 

しかし、違うのです。

 

やりがいもなくフルタイムで働いてるけど、精神的にはリタイアしているから、これも一種のFIREなの!

 

Coast FIREの派生系。

それがサラリーマンFIREです。

 

誰も私を否定できない

そんなのFIREじゃないって?

ふふふ、そうでしょうか…

先に挙げた、親の金FIREや主婦FIREだって、厳密に言えば他者の影響性を排除できない以上financial independenceしていないと言えるのでは?

 

しかし!現実にはFIREしていることになっています。

というか、メディアや雑誌ではFIREの第一人者として持て囃されています。

 

そんなFIREが認められる世の中なのであれば。

この私の主張する、サラリーマンFIREが認められない謂れはありません。

 

この多様性の時代。誰も私を否定することはできない!

 

君がFIREと思えば、それはFIREなんだよ…!

 

そう、FIREは君の心の中にある!

ドントスィンク。フィィィール…

 

FIRE is in your side!

 

FIREブームの終焉

とまぁこんな感じで、訳分からんことを言い出す奴が出始めたら、FIREブームも終焉ですね。

 

とち狂って、FIRE教とか宗教言い出す人間も出てくる始末ですよ...(私です)

 

poponponpo.hatenablog.com

 

所詮は、金儲けを企む一部の人間による、作られたブーム。

FIREという生き方の素晴らしさに惹かれて、ふらふらと迷い込んできた哀れなサラリーマンから搾取するその戦略。

なかなか巧妙な手口だったと思いますよ。

 

散々しゃぶり尽くして、そろそろ終わりも近づいてきたことでしょう。

 

FIREを利用し、荒稼ぎしてきた業界人達も、最後の稼ぎ時とばかりに次々と本を出版してますしね…

 

私もサラリーマンFIREの第一人者として、いつでも書籍を出す準備は整えております。

 

なーに、ブログに書いていることをチャチャっと纏めて、インパクトのある題名にすればいいのでしょう?

 

そして、手垢の付いた4%ルールを提唱し、NISAやiDeCoについて語ればあら不思議。

立派なFIRE本の出来上がりです。

 

それでも尺が足りなければ、節約料理の話でもすりゃオッケーなんでしょ?

簡単なもんです。

 

これを読んだ出版業界の皆さん。是非ともご検討くださいね!

「サラリーマンをしながらFIREしてる!?いつから FIREしてないと錯覚していた…?究極のFIREメソッド!」

とかいう題名で出版して、最後にもうひと稼ぎしましょうよ!

 

終わりに

はい暴論。

FIREの定義が結構曖昧なので、何でもオッケーなのが良くない。

 

自由に生きる、FIREという生き方は、素晴らしいことだと思います。

私自身、セミリタイアを目指して頑張ってますし。

 

でも、一般人が現実的に30歳あたりでセミリタイアするには、裕福な親や堅実に稼いでくれる伴侶の存在がほぼ必須なんでしょうね。

 

そういった良縁がなければ、40〜50歳ぐらいまで頑張って働く&長期投資しないと、5000万、7000万といったお金はなかなか貯まらないと思います。

 

若しくは...鉄骨を渡るしかないですね。

 

poponponpo.hatenablog.com

 

そう、これはただの醜い嫉妬…

 

嗚呼…ぶっちゃけ親の金でも奥さんの金でも何でも良い。

私も早く仕事やめたいものです。

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