FIRE最高!仕事なんてクソ!
仕事最高!FIREなんてクソ!
ネットではどちらの意見も探せば直ぐに出てきますが...
FIRE派も労働派も、ちょっとポジショントークし過ぎでないかい?と思うんですよね。
似たもの同士
FIRE派も労働派も辛い仕事をするのは嫌、ということには変わりないと思います。
ただ、その辛い労働を回避するためのアプローチ方法が違うだけ。
労働派は、転職なりスキルアップなりして自分を高めれば、楽しい仕事を獲得できる。だからリタイアすることが最善の方法ではない、と信じている。
FIRE派は、転職なりスキルを上げても、楽しい仕事にありつけるかどうかは運次第。
だから一刻も早くリタイアすることが最善の方法、と信じている。
労働派の言い分は、
・努力すれば道は切り開ける。
・なぜなら実際俺は努力して切り開けたのだから。
・つまり、労働を否定する人間は、努力をしていないだけの怠け者である。
FIRE派の言い分は、
・努力しても道は切り開けない。
・なぜなら実際俺は努力したのに切り開けなかったから。
・つまり、労働を肯定する人間は、運がいいことを自覚していない勘違い者である。
不倶戴天
労働派は大体が相応の努力をしていることは確か。
しかし、実力よりも運のおかげな勘違い君もいることも事実。
一方で、FIRE派に相応の努力をしても報われなかった人間がいることも確か。
しかし、努力せず文句を言うだけの怠け者がいることも事実。
労働派は運を過小評価し、努力を過大評価するのに対し、FIRE派は運を過大評価し、努力を過小評価している傾向が、個人的には感じます。
人間は、成功したら自分の努力のおかげと思い、失敗したら運がなかっただけと思いたい弱い生き物...
FIRE派の人も、もし仮に自分が仕事で成功していたら、労働派で。
逆に、今労働派の人は、もし仮に仕事で失敗していたら、FIRE派だったのでしょうね。
COAST FIREこそが最良
楽しい仕事の席は限られており、運×努力×才能の総量によって座れるかどうかが決定する。
じゃあ一体どうすればいいんだよ...!
そんな風に思っているあなた。そんなあなたにおすすめなのがCoast FIRE。
Coast FIREこそが最良の選択なのです。
必ずしも運が良くなかったとしても、必ずしも努力してこなかったとしても、必ずしも才能がなかったとしても、Coast FIREなら可能。
責任がそれほどなく、やりがいもそれほどないがプレッシャーもあまりない。
実質週3.5日労働であれば、辛い労働とは言えません。
にも拘らず、社会的なつながりを確保することができ、完全FIREと違って金銭面での不安もほぼない。
労働派とFIRE派のハイブリット。
両派のいいところだけを取った、まさにバランス型のライフスタイル。
フルタイム労働は昭和のライフスタイル。FIREは平成のライフスタイル。
Coast FIREこそが、令和のライフスタイル...!
21世紀の新しい働き方。それこそが、Coast FIREなのです...!
終わりに
現状Coast FIREな我が身を鑑みて、試しにポジショントークしてみました。
不思議!なんか今の自分の立ち位置も案外悪くないんじゃない?と思えてきました。
私も今の自身の立ち位置が変わればコロッと意見を変えることでしょう。
辛い労働から逃れたいという気持ちは皆一緒なのに、何故人は自分と違う立場の人間を批判してしまうのか...
でもしょうがないね。それこそが人間なのですから。
今日も元気に「俺の生き方が最良なんだ!」と主張しあいましょうや!
あー、明日仕事に行きたくない!以上!