金融所得増税...ここまで格差が広がっている以上、仕方がないのでは?【格差是正】


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岸田総理、というか金融庁が金融所得増税について検討しているようですね。

 

少なくない金額を株式投資している人間としては、やめちくりー、と言ったところですが...

 

一方で、こりゃもうしゃーないかな?とも思っています。

 

金融所得者は親から贈与された人が多いイメージ

そもそも、現在多額の金融所得を得ている人って、大体は親から何らかの遺産を貰った人が多くないですか?

 

勿論、自分で働いて稼いだお金でも投資しているとは思います。

でも、それだけじゃないでしょ?

親から、少なくない資産を贈与、相続されていません?

 

裕福な家庭に生まれた子供は、遺産を相続して、更に裕福になっていきFIRE。

貧乏な家庭に生まれた子供は、遺産相続どころか、奨学金等の負債を背負ってスタート。

 

親からの援助、贈与、相続の有無によって、格差が広がっているイメージなんですよね。

 

頑張ったからFIREできた!

そうやって、裕福な家庭に生まれた人間が、FIREして自由に生きている。

 

挙句の果てに、「僕がFIREできたのは、努力の結果。みんなも頑張って!」

と言われると、正直、うーん?って思ってしまうんですよね。

 

貧乏な家庭に生まれた子供だって、努力しているがな。

いや、努力していない子も当然いるだろうけどさ。

 

貧しい家庭で生まれた子は、努力してもきつい労働から解放されることは、まずない。

 

一方で、裕福な家庭で生まれた子は、努力したら、労働から解放される。

下手したら、努力せずとも最初から労働せずともOK。

 

それって、平等な社会って言えるんですかね?

 

FIRE系インフルエンサーが煽ったからじゃないの?

仕事をしなくても、経済的に自立すれば生きていける!

投資と節約をしよう!

 

そんな感じで、一般人から小金を巻き上げようとする資産家生まれのFIRE系インフルエンサー

 

これって、思いっきり金融庁を煽った行為なんですよね。

 

だって、働けるのに働かない人が増えると、税収は当然減ります。

しかし、公共サービスはしっかり使うので、フリーライダーが増えることになります。

 

そんなことは許さん!ということで、金融所得の増税を検討し始めた...

というのは、流石に穿った見方ですね。

 

でも、働かないことを積極的に推奨することは、政府からしたら目障りなのは間違いない。

 

自身の承認欲求を満たしたい気持ちは分かりますが、あまり政府を刺激しないでいてほしいところです。

 

金融所得も累進課税にすればいいのに

まぁとはいえ、税金が重くなるのは私も嫌。

 

要は、今回の金融所得課税の見直しで、親からの遺産による経済格差を縮小できればよいと思うんですよね。

 

ズバリ、労働所得と同様に、累進課税制度を導入です。

今現在、金融所得については金持ちも貧乏人も一律20.315%の税率ですが、これを累進課税に変更。

 

イメージ的には、以下のような累進課税です。

 

年間100万以下の金融所得者なら、今より低く10%。

年間100万~300万の金融所得者からは、今と同じ20%。

年間300万~600万なら、30%...

年間600万~1000万は40%...!

年間1000万以上なら、50%だー!!

みたいな感じ。

 

これなら、金持ちからは税金を多くとれるし、一般人はノーダメージか寧ろ減税。

経済格差はある程度は是正されると思うんですよ。

 

お金持ちは一生お金持ち

まぁ、結局金融所得を累進課税にしたらしたらで、金持ちは別の手段で資産を守るようになると思います。

 

例えば、不動産投資とか。

 

一度ついた差は、縮まるどころか更に広がるもの。

 

格差が、個人個人の努力の差なら仕方がないと思いますが...

 

親の経済力の差によって左右されるとなると、それは是正されても仕方がないのかな?

そう思うのが正直なところです。

 

終わりに

結局のところ、この金融所得増税は、一般人へ、というより、金持ちへの増税が狙い。

 

なので、お金持ち達の強烈な反対で、金融所得増税は見送られるんじゃないかな?と思います。

 

もし導入されるとしたら、お金持ちしか知らない抜け道があるような増税になりそう。

 

そうなったら...誰か教えてください笑

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