【無料級】2024年。政策金利は10%に達し、米国長期債券は暴落する!


スポンサードリンク

北斗の拳

ヒャッハー!

2024年、米国債券は暴落する!

 

衝撃的な見出しとなってしまいましたが...気づいてしまったのです。衝撃の事実に。

恐らく、この記事をアップすることで、「機関」から目をつけられてしまうでしょう。

 

それでも、米国債券への投資を検討している投資家の皆さんに、この情報を届けたい。

その思いだけで、本記事を書いています。

 

何故米国債券が暴落するのか?

残された時間も余りありませんので、手短に説明していきたいと思います。

 

米国政策金利チャート

area chart of 米国 政策金利 from July 1954 to July 2023

此方のチャートは、1954年から2023年の米国の政策金利の推移を表しています。

 

2008年のリーマンショック以降、基本的にアメリカは金融緩和政策を取っていました。

その為勘違いしがちなのですが、実は政策金利が5%台というのはアメリカでは珍しくありません。

 

というのも、超長期チャートで見ると一目瞭然なのですが、1970年~2000年の政策金利を見ると、5%を下限として、10%を越えることもしばしば。

1980年代初めは、なんと20%も政策金利が高騰するという時期もあったのです。

 

つまり、政策金利が5%台になることは、15年振りではありますが、それ以前では珍しくない水準。

金利とは言えないのです。

 

何故高金利だったのか?

何故1970年代から5%を下限とする高金利時代となってしまったのか?

偏にインフレが要因となります。

 

・世界的な異常気象によって農作物生産が減少し、供給不足となったことで1972~73年の穀物価格は2倍以上に上昇。

 

・1973年には第四次中東戦争が勃発し、アラブ諸国原油価格の引上げ、減産、イスラエル友好国への原油輸出禁止措置を実施。

結果、原油価格が1年で4倍以上に高騰したこと。

 

これらが相まって、1972年は3.3%だったインフレ率が、1974年には12.3%と二桁にまで加速してしまいました。

 

要するにエネルギー&穀物の供給が需要に追い付かなくなり、結果インフレが起きたということです。

 

今後の展望

2021年時点では、石油輸出が全体の12%、ガス/LNGの輸出は24%と世界シェア1位。

世界でも有数のエネルギー輸出大国であるロシア。

 

2021年時点では、輸出量が小麦で世界5位、トウモロコシで3位。

世界でも有数の穀物輸出大国であるウクライナ

 

この二国間の戦争が継続中は、当然供給量が激減しています。

特にエネルギーに関しては

 

アメリカのシェールガスは、発掘にはコストがかかる油田しか残っていない。

・中東は、大型減産や、複数加盟国によるその後の自主的追加減産を発表。

・ロシアは言わずもがな。

と明るい見通しがありません。

 

実際、足元のWTI先物価格を見ても、原油価格はじりじりと上げってきており、このまま原油価格の高騰が再燃すれば、インフレは長期にわたって続くことが予想されます。

 

インフレが収まらないことから、金利は下がらない。

寧ろ、今後の情勢次第では更に上がる可能性が十分にあり得ます。

金利が上がる=債券価格は下がる。

 

つまり、2024年、スタグフレーションが発生し、米国債券は暴落するんだよ!

 

まとめ

米国CPIが下がってきているから、インフレはもう終息に向かっている?

 

確かに前年同月比で算出すれば、CPIは下がっているように見えるでしょう。

でもそれは1年前のCPIが高すぎたことによる、ただの数字のマジックです。

 

勿論、これからの未来は誰にも予測できません。

なんか突然戦争が終わって、原油が世界中から湧き出てインフレが終息。金利は低下。

長期債券価格が爆上げするなんて未来もあると思います。

 

ただ...投資系インフルエンサーの皆さんは、株式投資を勧める際、よく以下のグラフを持ってきますよね?

1800年に株式に1ドル投資していれば、今頃600倍になっている。

だから株式投資サイコー!みんな株に投資しようぜ!口座開設は此方から!

 

耳にタコができるほど聞いた話ですが、今はそこではなく。

 

問題は...株式では超長期チャートを基に株式投資を推奨しているのに、何故債券では、2008年以前の政策金利の推移を載せないのか?

 

株式と同じように、直近だけではなく超長期チャートを提示し、過去の金利推移の要因を基に債券投資の是非を論ずるべきでは?

 

15年ぶりの高金利!等と喧伝するだけであり、それ以前の政策金利がどうだったのか、説明しない。

 

それはフェアではない。そう思い筆を執った次第です。

 

今の債券投資家に圧倒的に足りないもの...それは危機感。

もしかして...債券価格が今が底値と思ってるんじゃないかね?

 

以上、拙い記事を読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が、貴方にとって投資戦略の一助になれば幸いです。

 

最後に一言だけ。投資は自己責任です。

 

終わりに

へへへ、やっちまったぜ...

衝撃的なタイトルをつけて、それっぽいことを言ってPVを稼ぐ。

 

卑劣...いとも容易く行われるえげつない行為...

 

しかし、今は悪魔がほほ笑む時代。

 

「投資は自己責任」という錦の旗を掲げれば、どんな投資記事を書いても許されるのです。

いや、別に変なことは書いているつもりはありませんが。

 

しかし、実際どうなるんでしょうね。

プライバシーポリシー