もしも20年前にパナソニックに投資していたら?【長期投資の結果は】


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2022年に入ってから、株価は下落基調にあり、投資家にとって厳しい状況が続いている。

 

そんな中、今回は日本を代表する企業の一つである、パナソニックについて取り上げてみた。

 

もし2000年、パナソニックへ投資していたら、一体どのような結果になるのか?

 

解説するのは、1000万円以上の資産を株式運用しているpopon氏。

popon氏は、米国株ETFを中心に高配当株に投資をしているが、パナソニックには投資をしていない。

 

パナソニックとはどんな会社?

エアコンや洗濯機等をはじめ、住宅設備分野や、リチウムイオン二次電池等も扱う総合電機メーカー。

旧社名は松下電器産業株式会社。2008年に現社名に改称し、「Panasonic」に統一。

 

日本の電機業界では日立製作所ソニーに次いで3位の売上高を誇る。

 

昨年の売上高は7兆3887億9000万円。

日本企業売上高ランキング17位。名実ともに日本のトップ企業の一つです。

 

日本に限らず、世界的にも有名なメーカーと言えるでしょう。

 

20年前パナソニックに投資していたら?

株価の推移

yahooファイナンスから

2000年1月に2700円の株価をつけてから、何度か浮き沈みを繰り返し、右肩下がり。
2022年現在の株価は、1095円。

 

株価は、20年間かけて約0.4倍になりました。

20年間でこの実績は、凄まじいの一言。

 

営業利益率も驚きの数値。社員一人当たりの営業利益は、なんと100万円程!

空調部門で競合他社のダイキンの約1/3と、技術力に収益性が結びつきません。

 

そもそも、20年前は2兆円を超える現預金を有していたのですが、現状は8000億円以下。

20年で、1兆円以上の金がなくなっています。

一体どうすればこんなにも現金を減らせるのか?逆に凄い。

 

想像を超える結果

投資に「たら」「れば」はありませんが、もし2000年にパナソニックに100万円投資していたら?

なんと!今頃は40万円になっています!

60万円は、投資の神様が持って行ってしまいました!

勿論、その間配当金もあるので、もう少し投資の神様の取り分は少ないとは思いますが。

 

これが長期投資の凄いところ...複利の効果を実感させてくれます。

 

あの時、パナソニックに投資していれば、今頃は...

そんな気持ちを、つい抑えきれません。

 

想像を超える結果。これが、長期投資...!

 

投資の基本は長期投資

パナソニックのように成熟した企業には、JALライブドアのようなサプライズはありません。

 

しかし、時間をかけて、隠れた優良企業を探さなくとも、古くからあるこのような企業にも投資する機会はあります。

 

昔と違い、今では多くのネット証券会社が誕生し、スマホ一つで簡単に投資ができる時代になりました。

 

貯金も勿論一つの選択肢ですが、このインフレが懸念される昨今、貯金だけでは心もとないのも事実。

 

まだ投資をしていない方は、勇気を出して一歩踏み出してみませんか?

投資をすることで、効率よくお金を減らすことが出来ますよ。

 

終わりに

という、コラム風茶番を書いてみました。

 

いえね、投資系のコラムを読むと、「10年前にxxxに投資していたら、今いくらになっていたか?」みたいな記事を、よく見かけるんですよ。

 

勿論、結論は決まっています。

「株価は数倍に!もしこの時投資をしていたら、貴方の資産は倍増に!」

「今すぐ投資を始めましょう。口座開設は此方から」

みたいな、投資を推奨する内容で終わるのですが...

 

そりゃそうでしょ?と思うんですよね。

未来からの視点で見たら、どの株が上がるかなんて分かりきっています。

 

株価が上がった理由なんて、後付けでどうとでも説明できます。

投資はした方が良い!という結論になるに決まっているじゃないですか。

 

ということで、日本を代表する企業に長期投資しても損をする場合もある。

そういう切り口で、書いてみました。

 

皆さん!騙されてはいけませんよ。

 

投資はプラスサムとはいえ、究極的にはギャンブル。

例え20年という長期投資であっても、損をするときは損をします。

 

そこの認識を誤魔化す輩は...生涯地を這う...!

そう...!利根川先生も言っている...!

出典:賭博黙示録カイジ
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