まず、このタイトルの時点で売れますよね。
この題名にした人のセンスは参考にしたくなりますね。
だって、ちょっと読んでみたくなりますもん。
そんなアドラー心理学を元に作られた本書ですが、ズバリ、我々の悩みの殆どは人間関係から発生していると言及しています。
具体的には
1、他人からの承認欲求を求めることによる悩み
2、他人との競争意識に囚われることによる悩み
といった点です。
誰かに褒められたい為にいい大学に入り、誰かに褒められたい為に良い会社に入る。
誰かに褒められたい為に出世して、誰かに褒められたい為に美人と結婚して。
誰かに褒められたい為に子供を良い学校に入れて。
誰かに…誰かに…
とやっていくうちに、人生が終わる。
あなたの言う誰かって、誰?
そんな、世間という曖昧なものに必死になる事に一体どれほどの価値があるのか?
本当に自分がしたいことを押し殺してまでやる事に、何の意味があるのか?
また、そうやって世間で良いと評価されているものを、必ずしも全て獲得、達成できるわけではないでしょう。
頭が悪ければいい大学に入れない。
要領が悪ければ出世出来ない。
顔が悪ければ美人と結婚できない。
運が悪ければ子供が出来ない。
もしそうなった場合、何故自分は出来ないのか?何故他の人は持っているのに自分だけ…
といった劣等感を持つことになるでしょう。
他人の芝生は青い、ではありませんが
いい大学に入っても虐められるかもしれません。
いい会社に入っても上司からパワハラを受けるかも知れません。
出世しても、仕事の重圧で体を壊すかもしれません。
美人の奥さんは、実は超絶性格悪くて全然気が休まらないかもしれません。
子供が出来ても、クソガキで迷惑ばかりかけるかもしれません。
世間一般で良いとされていることが、本当に良いかどうかなど誰にも分かりはしません。
そんなことで一喜一憂するなんて、はっきりいって時間の無駄。
勿論、本当に自分がやりたいことであれば、その目標に向かって努力する意味はあるでしょう。
しかし、誰かに評価されたいが為に行なう時点で貴方は承認欲求の奴隷になっている。
嫌われる勇気とは、好き勝手にやっても良いと言う訳ではなく、嫌われることを恐れて本当の自分を押し殺すことはやめよう!
と言いたいのだと思います。
以上!
因みに私この本読んでません!
なので全く違ってたらすみません!
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