今年に入ってから一人、また一人消えてゆく。
まさにアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を彷彿させる我が社。
笑顔でまた明日と言って帰っていった同僚が、次の日には来なくなる...
いったい彼らはどこに行ってしまったのか?
そんなサバイバルゲームに強制参加中の私ですが…
泥を啜り、死肉を貪りながらもまだなんとか生き残っています…!
怒涛のゲーム開始からある程度経ち、一息つけた今日この頃。
油断した人間から脱落していくこの過酷なゲームですが、ふと周りを見渡してみると生き残っている人たちはやはり一味違います。
・残業時間を限度ギリギリまで増やすことで仕事を回避したり
・AIやIT技術を駆使して効率化したり
・体調不良っぽく振舞って仕事を回避したり
・私にはできません!と発狂&無能ムーブをして仕事を回避したり
様々なテクニックを駆使して生き残っている猛者達...
この地獄を凌いでくるだけあり、皆さん面構えからして違います。
この間など「もうこれ以上はタスクを引き受けられません!もう無理です!」と言いながら、有給とって海外旅行に行かれた強者もいましたしね。
急ぎの案件が入ったら代理対応お願いします!
そう言いながら去っていく姿には正直痺れましたよ。
そんな環境の中なんとかかんとか日々仕事をこなしていったら、ありがたいことに会社からはそこそこ評価を頂きまして。
ボーナスにも色が付き、残業代も青天井。
投資の方も米国高配当ETFの調子は悪くなく、日本株の方もいい感じ。
お金の面で言えば好調と言っても良いでしょう。
しかし、ふと思うのです。
私は本当に生き残っているのだろうか?と。
人がいなくなった分、当然仕事は増えていますし、それに従って社内はギスギスムード。
評価されるのは嬉しいです。お金が増えるのも嬉しいですよ?
でも、そんな職場で働いていることが果たして生き残っていると言えるのだろうか?
寧ろさっさと転職・退職した人の方が生き残っていると言えるのでは?
このサバイバルゲーム、生き残ったと言えるのは果たして誰なのか?
正解が....正解が分からないよパトラッシュ...!