VYM...
いえね、正直思うんですよ。
VYMって、もう高配当ETFとは呼べなくない?って。
高配当って、利回り何%から?
いえ、VYMにケチをつけたいわけではありません。
利回り3%前後。暴落に耐性があり、値上がりも見込める。
寧ろ、優秀なETFだと思います。
実際、私も保有してますし。
でも...利回り3%を、高配当と言える時代はもう過ぎたのでは?
2006年、高配当ETFとして産声を上げたVYMが誕生してから、もう十数年。
そこから今に至るまでに、SPYD、JEPI、更にはXYLDやQYLDといった高配当ETFが次々と生まれてきました。
それらの年間利回りは、SYPDは4~5%。JEPIは5~6%。XYLDやQYLD等に至っては、利回りがなんと10%に達することも!
それに比べ、VYMの利回りは約3%...
どうしても見劣りしてしまうのは否めません。
中配当ETFと名乗るべきでは?
VYMが優秀なETFであることは間違いない。
だからこそ!高配当ETFとして紹介されることが残念なのです。
VYMの魅力は、そこそこの利回りがあるのに加え、暴落耐性が結構あり、何より値上がりも期待できるという点。
つまり、持っている時の安心感が他の高配当ETFと比較して相対的に高い、ということが強みだと思っています。
正直、QYLDとか利回りが高いものの、値上がりは一切期待できませんし、安心感がないんですよね。
そう、VYMはいうなれば、中配当。
安定感のある中配当ETFとして紹介されるのが一番正しいと思うんですよ!
VOOのように、低配当だがその分値上がりが期待できるETFではなく。
SPYDやJEPIのように、高配当だが持っていて不安を感じるETFでもない。
まさにそれらの中間。
中道のETFとして喧伝されるべきだと、私は思っています。
終わりに
まぁ、中配当ETFとして紹介されても、中途半端とみなされて、人気は出ないか。
売れてなんぼの投資世界。
中配当ETFとして売りに出されても、やっぱりパンチの弱さは否めない。
投資系インフルエンサーも、あまり寄り付かないでしょうしね。
そうなると、やっぱりVYMは今後も高配当ETFとして売られていくのかなぁ。
別にいいんですけどね。