冒険者がFIREするには何億GOLD必要なのか?【異世界ダンジョン物】


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なろう小説…

今ある現実を受け入れられない人々の拠り所。

 

それが、小説家になろうという小説投稿サイトです。

 

社会に認められていない。こんな筈ではなかった…

 

そんな思いが、空想、妄想、狂気を呼び。

小説家になろうというサイトにたどり着くのでしょう。

 

異世界転生など最たるものですよね。

 

ある日突然トラックに轢かれ、気がつくと不思議な空間におり、神様から貴方の死亡は手違いでしたと言われる。

 

そして、何故か現実への復活ではなく、異世界に転生。

 

更に、手違いで死亡させてしまったお詫びに、異世界に転生される際にスキルや異能等が付与されるという特典付き。

 

…いやはや、業が深いものです。

 

別に手違いでトラックに轢かれていなくても、死んだような人生を送っていたでしょうに。

 

全て流されるがまま。

今ある境遇を自ら努力して変えようとせず、あくまで受動的に物事が好転していくのを待つのみ。

 

白馬の王子様を待つ夢みがちな少女と一体何が違うんです?

 

現実は、何もしなければいつまで経っても変わりませんよ?

 

俺tueeeなネット小説を万年床で寝ながら読む毎日は楽しいですか?

 

…楽しいんだよなぁ。

 

そうです、かくいう私もなろう小説愛好家。

孤独に苛まれ、現実から逃避をしている哀れな男の一人なのです。

 

そう、こんな風に皆から感謝され、尊敬される人間になりたかった。

量産型俺tueeeを読みながら、誰にも看取られずひっそりと孤独死を迎えることになるのでしょう…

 

なろう小説はそんな社会から必要とされていない人間達の心の支えなのです…

昔は中世ファンタジー系が人気ジャンルとして、様々な作品が世に生み出され。

 

その後、異世界転生、俺tueee!、悪役令嬢もの等。

最近では、追放されたが実は実力者だったものが人気ですね。

 

FIRE物は?

時代の流れとともに色々なジャンルが流行っていますが、そう言えば、まだFIRE系小説は見たことがありません。

 

いえ、近しいジャンルとしては、スローライフものが一つのジャンルとして確立されており、これはちらほらと見かけるんですが。

 

セミリタイア後の物語はあるものの、なる前の話。

FIREを目指して堅実に節約、投資に回すといったファンタジー小説は、多分世の中には殆どないと思うんですよ。

 

…これは、チャンスではないでしょうか?

 

まさにブルーオーシャン

未開拓なジャンルを切り開く第一人者として、華麗になろうデビューする日が来たのかもしれません。

 

もしかしたら、私がブログを書き続けて来たのも、FIRE小説を書く為だった?

 

これは…やるしかありませんね。

 

あらすじ

粗筋としては..こんなのはどうでしょう?

 

シャチーク大陸の南方に、ダンジョン王国という国がある。

その名の通り、王国内部にダンジョンがあり、ダンジョンから冒険者達が取ってくるモンスターのコアが主要な輸出品である。

 

王国民は冒険者となり、ダンジョンに潜ってコアを持ってくることが当たり前とされている。

 

そんなダンジョン王国に、冒険者として充分な技量を持ちながら、早期引退しようとしているある男がいた…

 

これは、彼が冒険者をFIREするまでの軌跡を描く物語である!

 

みたいな感じで。

 

ライバルキャラには、「何故あいつはいつまでも青銅の剣を使っているのだ…?」みたいなことを言わせるのですよ。

 

冒険者ギルトの受付嬢からも、

「〇〇さん、冒険者としてこれからという時に、何故辞めようとするのですか!?」

とか言われたり。

 

それでも、主人公はFIREを目指す…俺は自由になりたいんだ!

という感じで。

 

決め台詞は、「年間支出25倍のゴールドを貯めるのが俺の目標だ」

「貴様を倒すのにミスリルソードはいらない。青銅の剣で十分だ(お金的に)」

とかですかね。

 

主人公の属性はやはり炎属性かな?

 

最後に

そして、1年後には書籍化。瞬く間にヒットしてアニメ、漫画、ゲームといったメディアミックスされることになり。

 

雑誌にインタビューされる日が来たらどうしましょう?

 

「いやぁ、〇〇(主人公の名前)をFIREさせる前に、自分が先にFIREしちゃいましたね笑」

 

みたいなことを言って、爆笑を掻っ攫ってしまうかもしれませんね。

 

そうと決まればこんな場末でブログを書いている場合じゃない!

ネタをパクられる前に、早速執筆活動に入らなければ!

 

もし書籍化されたら、是非みなさんも手に取ってくださいね☺️

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