正直に告白しましょう。
ナインティナインの岡村さんが、去年ラジオで風俗の話をして炎上した件がありましたよね。
「コロナのせいで、派遣切りにあった可愛い子も今後風俗嬢になるだろうから、今は耐えましょう」
とか、そんな感じの内容だったと思います。
これが大炎上して、一斉に批判されまくっていた時。
そこまで批判されることを言ったか?
と思ってました。
男はこれだから
まぁ私が男性だから、という面もあると思います。
ゲスな発言だとは思いますが、ここまで騒ぐことでも無い。炎上し過ぎだ、という印象でした。
ただ最近、生活が苦しくて風俗をやらざる得なかった人が、生活保護を受ける事で抜け出せた、という記事を見たんです。
その人は、本当は風俗をやりたくなかったけれども、コロナのせいで生活が成り立たなくなり、やらざるを得なかったとのこと。
そして、来る日もくる日もおっさんの臭い口に笑顔でキスして、したくもないことをさせられる日々。
精神的に参ってしまって、今は生活保護で暮らしているそうです。
そういう話を読むと…
もし自分がなんらかの事情で仕事が無くなり、貯金もなくてどうしようもなくなり、そういう職業になったら。
来る日も来る日も気持ち悪い思いをして、ギリギリの時に、金持ちの有名人が
「コロナで風俗堕ちする子が多くなるだろうから、それを楽しみにしましょう笑」
みたいなこと言ってたら…
そう考えると、炎上しても仕方がないのだろうか?
失言罪の罰の重さは?
炎上も様々で、その失言に対する社会的制裁が重すぎる場合もあると思うんですよね。
やり過ぎというか、そこまで罰を受けないといけないの?と思う事もしばしば。
例えるなら、万引きをした罪で、懲役30年の刑を食らっているみたいな気がします。
勿論万引きは悪い事で、罰を受ける必要がありますが、懲役30年もの罪か?と言われるとそうじゃないですよね。
万引きレベルの失言ではなくて、凶悪犯罪レベルの失言もありますが…
でも結局それも、個人の感覚によるもの。
この失言はこのぐらいの罪って言う明確な基準はなく曖昧なものです。
現代社会においては、失言罪に対する社会的制裁の軽重が、全体的に重すぎるように個人的には感じますね。
いつ自分が炎上してもおかしくない
恐ろしいのが、もし仮に私が岡村さんの立場にいたら、おんなじ事を言ってしまいそうなんですよね…
深夜ラジオでリスナーから
「岡村さん、コロナのせいで風俗に行けなくて辛いです」
というメールがきたら、まぁ辛いけど今は我慢しようぜ。いいこともあるよ、みたいな感じで岡村さんと同じことを言ってしまいそう…
ラジオという、数秒間の沈黙でもNGという縛りがあることから、すぐに返事をしなければなりませんしね。
更に、深夜ラジオという気の緩みも考えると、失言はもはや不可避。
恐ろしい…失言が許されないこの現代社会が恐ろしい…
恐らくこの私も、一年間ブログやってきて数百記事も書いていることから、間違いなくどこかで失言をしているはず。
ひとえに、無名人だから炎上していないだけ。
有名人ともなると、ブログ一つ、発言一つでも気をつけなければならない…
そう考えると、それはそれで息苦しくて大変ですな。
批判する自由があるということは、いつ自分が批判されてもおかしくないということ。
それを理解したうえで、発言しなければいけないのは分かっているのですが...
ついうっかり、失言してしまう時もあります。
人間だもの。
最後に、個人的に好きな炎上動画が有りますので、良かったら見てみてください。