古代ローマの時代、時の権力者達は庶民の不満をそらす為に、二つのものを与えたそうな。
それは、パンとサーカス。
パンは食料。
サーカスは、娯楽。
この二つを与えておけば、民衆は反乱を起こさないと思ったんですかね?
たった二つだけで飼い慣らされると思われるとは…ふふふ、当時の市民も舐められたもんです。
そんな餌に釣られクマーーーー
釣られました。仕方ないじゃない。熊だもの。
冗談はさておき、このパンとサーカス政策は、現代においても有効だと思うんですよね。
パンはベーシックインカム。
サーカスはネット。
このうち、サーカスであるネットはほぼ全国民に行き渡ったでしょう。
まぁ、ネットなんぞただの暇つぶし。
一日に7時間ぐらいしか見ませんよ(超見てる)
とまぁ、あっさりと飼い慣らされます。
仕方なんじゃない、人間だもの。
あとは、パンという名のベーシックインカムさえあれば、あら不思議。
古代ローマの再現です。
ギブミーブレッド。最早パンをくれるならどんな政治家だってウェルカム。
というか、民主主義もそろそろ限界では?
AmazonやGoogleなどの外資巨大資本が台頭してきた、資本主義後期の時代。
富を独占した企業のトップが、有り余る財力で政界へロビー活動を行い、ベーシックインカム導入させ。
そのお金で自分達のサービスを使わせる、という壮大なマッチポンプが始まることでしょう。
企業が政府を支配し、民主主義社会は半崩壊。
資本主義による、企業が統治する新たな社会に突入…
漫画みたいな話ですが、実際、企業が巨大化し過ぎて、政府もコントロールできないレベルになってきているのでは?
古代では、民主主義は衆愚政治から崩壊しましたが、現代でもあっさりと資本主義に飲み込まれそうな気が…
もしかすると…近い将来、巨大企業同士が抗争し合う世界になっていき。
最終的に「クローム」と「ムラクモミレニアム」という2大企業が覇権を競うことになるかも…
そして、私達はなんやかんやで、レイブンと呼ばれる傭兵として雇われて働くことに。
なんやかんやと仕事をしていたら、ある日突然同僚から
「やりすぎたんだよ、お前は・・・!」
と言われて抹殺されてしまうに違いありません。
普通に仕事してたら、いきなりイレギュラーが!と呼ばれ、海底基地で襲われる世界にはなってほしくないものです。
…初代アーマードコアのネタが分かる人、今どのくらいいるのかな?