いいなぁ…親の金でFIREできる奴はいいなぁ…
腹を掻っ捌かれたりしないかなぁ…
いいなぁ…旦那の金でFIREできる奴はいいなぁ…
生きたまま生皮剥がれたりしないかなぁ…
いいなぁ…妬ましいなあ…
どうもこんにちは。
妓夫太郎です。
口を開けば妬ましい。羨ましい。と常日頃言っている私としては、妓夫太郎を初めて見た時、なんとも言えない共感を感じたものです。
遂に、俺をモデルにしたキャラクターが世に出てしまったか…
しかし、ネットにいる同類達がわんさか蠢いているのを見て、思うんですよね。
もはや日本人は皆、妓夫太郎なのでは無いか?と。
翻って自分はどうなの?
羨ましい、妬ましい、と言っている人間も、他人から見たら妬みの対象になるケースはあると思います。
例えば、私の場合。
健康な身体で生まれ。
親の金で大学まで行かせてもらって。
普通に正社員として働き。
投資も上手く回っていて、お金には困らず。
仲良くしてくれる長年の友人もいる。
…あれ?私って、十分幸せなのでは?
すまんなみんな…俺…実は恵まれてたわ…
とまぁ、こんな感じで人から羨ましいと思われる要素は、どんな人間でも持っているわけで。
何にも無いとか言ってる人ですら、日本に生まれただけで、だいぶラッキー。
土日も仕事で辛いわーとか、お前それサバンナでも同じこと言えんの?
サバンナでは365日生きるか死ぬかのサバイバルだよ?
そう言われたら、何も言えません。
妓夫太郎自体、鬼のエリート
そもそも妓夫太郎自体、上弦の陸という鬼界でも超絶エリート。
自分より立場が上の存在が、六人しかいないんですよ?
普通に考えてやばく無いですか?
妬ましいとか言ってる場合じゃ無い。
お前こそ十分嫉妬の対象だろ!と思ったのは私だけでは無いはず。
無惨様に一瞬で殺された下弦の鬼達とかに比べたら、妓夫太郎なんて殿上人も良いところでは?
いいなぁ…妓夫太郎はいいなぁ…
出番があって魅せ場もあって羨ましいなぁ…
なんで俺は何も落ち度がないのに、アッサリと無惨様に殺されないといけないのかなぁ…
多分下弦の四あたりはあの世でそう思ってます。
大体、あんな美人な妹がいる時点で圧倒的勝ち組。
あと…ちょっと思うんですけど、妓夫太郎もカッコよくない?ちょっとイケメンじゃない?
恵まれてない...?妓夫太郎、恵まれてない?
いいなぁ...羨ましいなぁ...
嫉妬!辞められない!
何故妓夫太郎をはじめとした我々は嫉妬してしまうのか?
癖になってんだ...妬みながら歩くの...
そんなナチュラルボーンエンヴィーな人は置いておき。
一般的には、
①自分に自信がなかったり、何らかのコンプレックスがある人
②プライドが高く、一番にこだわる人。
③他人と比較する癖がついている人
が嫉妬する傾向が強いそうな。
まぁ言われてみれば確かにそうなんだろうなぁ。
SNSで他人の煌びやかな世界を見ると、どうしても自分のしょぼくれた生活と対比してしまいますからね。
あんなの、自分の人生の1番良いところを切り取って貼り付けてるだけ。
普段はもっと地味な生活してるだろう。
そう頭では理解しても、抑えられません。
いいなぁ…羨ましいなぁ…という気持ちを。
だからと言って、このネットワークであらゆるものと繋がった社会で、今さらSNSを辞めることなどほぼ不可能。
最早私たちは、付き合っていくしかないのです。
心の中の妓夫太郎と。
終わりに
上を見てもきりがありませんが、下を見てもきりがない。
一生他人を妬みながら生きるのか?
それとも、他人は他人、自分は自分と割り切って生きるのかは人それぞれ。
もう妓夫太郎が心の中に住み着いてしまっている私は、今さら彼と離れることはできません。
一生、人を妬みながら生きることになるのでしょう。
それもまた人生。
いいなぁ...妬ましいなぁ...
そんなことをぶつぶつ言っている人がいても、そっとしておいてください。
彼は、自分の心の中の妓夫太郎と話しているのですから。