いえ、死にませんよ?
いわくありげなタイトルですが、何のことはありません。
私の好きなYouTubeチャンネルの一つである、Fラン大学就職チャンネルがまた名作を生み出したので、その紹介をしたくなったのです。
今回の動画はgood-by 俗世、というタイトル。
最近のFIREブームを彷彿させるような題名ですが…
粗筋
精神体という、肉体を捨てて精神だけの存在となる技術が開発された社会。
幽霊のような存在となり、食事や睡眠を取らなくても済むようになることから、生きる為に仕事をする必要がなくなります。
インフルエンサーは、新しい生き方!お金に縛られない幸せ!と宣伝し、世間でもちらほら精神体になる人が出る状況。
そんな中、主人公は勤めていた会社が倒産し、困っていた時にインフルエンサーのセミナーを受講し、精神体になることを決意。
無事性身体になることができ、最初は自由な生活を満喫していましたが、ある日、天災が起きて親が窮地に。
しかし、肉体を捨てた主人公は助けることができず、見守るだけしかできない。
助けたくても、精神体になった時点で、もう手遅れ。
なんとか精神体でも身近にいる親や友人を助けれないか試行錯誤するのですが、何もできない自分に絶望し。
最後は、ずっと浮遊霊のように浮いてるだけの存在。
精神体の寿命は70年。死ぬまで浮いてるだけ。
そんな感じで終わるという、久しぶりにガチのバッドエンドでした。
FIREした後の生活
なんか…FIREした後の生活ってこんな風になるのかしら?とちょっと思ってしまいました。
いえ、実際にはFIREをしたとしても、社会に参画することはできるのですか…
セミリタイア、というように、半分リタイアしていることから、隠居生活みたいなもんですもんね。
現役の時に比べ、お金がないので出来ることは限られてきそうです。
あと、精神体を推奨しているインフルエンサーが、自分は精神体にならず俗世を満喫している場面も皮肉が効いてましたね。
現実でもよく見る光景じゃないですか?
ネットでFIREを推奨しているインフルエンサー達が、自身はリタイアせずに金稼いでいる姿。
結局、踊らされるのはいつも情弱な庶民、というのは嫌な部分はリアルだなぁ、と思いました。
とはいえ、早く仕事辞めたいのは事実
仕事を辞めたいことに変わりはないのですが…うーん。こういうのを見ると、考えちゃいますね。
セミリタイアした後に、やりたいことができても、お金の制限がありフリーターではできない。
そして、慌てて正社員に戻ったとしても、当然そこは前の職場よりもより劣悪な労働環境。
そしてブログで今日はこんな気狂いに遭遇した!ガッデム!といった愚痴を書く。
そんな未来も見えそう。
でも、それも自分が選択した人生。仕方ありません。
やりがい搾取上等!
低賃金でもお客様の笑顔が対価です!
人は感謝があれば生きていけるのだ!
しかし、そもそも、働きたいと思った時、果たして働くことができるのかな?
主人公みたいに、ただ寿命を待つだけの人生は避けたいですね。