この世は空前のスキル時代!
スキルがない者は死に、スキルがあるものが生き残る。
まさにスキル戦国時代!
生き馬の目を抜くように、皆スキルスキルスキル。
スキルがなければお菓子を食べれば良いじゃない、
等と言おうものなら即ギロチンです。
スキルがあらずんば人に非ず。
誰しもが競ってスキルを渇望する現代社会ですが。
でも、思うんですよね。スキルってなんぞや?って。
スキルを身に着けようっていうけれども
例えば、十数年間営業として働いてきた人間にスキルがないのか?
と言われたら、そんなことはないでしょう。
ある人もいればない人もいる。
でもそのスキルって、何か資格として存在するわけでもないです。
また、昔はその手法で売れたかもしれないけど、
今だと通用しないっていう営業手法も存在するわけで。
果たしてスキルを持っているのか?
そしてそのスキルが現在も有用なものなのか?
判断はなかなかに難しいものだと思います。
永遠に使えるスキルってあんまりなくない?
営業みたいにスキルを明確に表せる資格がないのなら、
簿記や英語みたいに公的な資格を持てば良い?
でも、簿記もIT化することで段々と不要扱い。
英語も翻訳ソフトが年々進化してきており、
いつ自動翻訳機が出てくるか戦々恐々している現状。
実際、書く、読むに関してはDeepLといった無料の翻訳ソフトで十分。
はっきり言って、メールのやり取りレベルならできますよ?
喋る、聞くに関しても近い将来実用に耐えるアプリが出てくるでしょうし...
20年後には不要なスキルとして淘汰されているかも知れません。
スキルだけあっても、実務経験がないとね...
更に言ってしまえば、頑張って資格を取ったとしても、
実務経験がないと厳しいと思うんですよね。
中高年の資格取得数が年々増えているそうですが、
せっかく何千時間も勉強して難関資格を取ったとしても、
仕事が取れなかった、というケースがあるそうな。
考えてみれば当たり前ですよね。
資格だけある実務経験ゼロのおじさんに頼むより、
ちゃんと実績のある事務所に依頼しますよ。
誰だってそうする、私だってそうする。
日々勉強あるのみ
だからスキルなんて身につけるだけ無駄や!と言うつもりもありません。
ただまぁスキルを身につけても、
それがいつ不要になるか誰にもわからないし。
じゃあ今後廃れないスキルを身につけよう!と言っても、
20年後も現役のスキルってなんなん?
今ならプログラミングが一番有力だと思いますが、
プログラミングだって20年後果たして需要があるのか?
需要があるとして、それはどの言語なのか?
誰も分からんでしょう。
我々に出来ることは、ただ死ぬまで勉強あるのみ。
途中で脱落した人間から、振り落とされていく過酷なレースなのです。
終わりに
昨今のスキル至上主義に物申してみました。
まぁ、こんな風にグダグダ文句言ってる暇があれば、何か勉強しろって話ですがね。
しかも、結局今何を勉強してるかと言えば、あれだけ言っておきながら、英語という始末。
使い物になる頃には、需要は果たしてあるのだろうか?
ゲームみたいに、手軽にスキルを付け替え出来ればいいのにな。
日々継続してコツコツ勉強できる素質が、一番のスキルなのかもしれません。
そんなことを思いながら、今日もYouTubeを見てしまう。
社会人になっても仕事終わりにがっつり勉強出来る人はほんと、尊敬します…