以前、少しふざけて書いた記事がありますが
これってあながち間違いでもないと思うんですよね。
FIREするために必要な資産は人によってまちまちですが、サイドFIRE、所謂セミリタイアならば独身なら5千万あれば十分。
3千万でもギリいけるラインだと思ってます。
ただ、3千万円でも、と言いますが。
3千万円...十分大金ですよね？
1千万得るだけでも鉄骨渡りをさせられるのに、3千万円て。
3回も鉄骨渡りしないと稼げない金額ですよ。
カイジ並みに主人公補正があっても、3回はちょっと無理…っていうか無理…
なので、たかが3千万円などというと、利根川先生に漏れなくFuck youされちゃいます。
そこで、今日はFIREが出来る人はどんな人なのか？というものを考えてみました。
一流企業に勤める
まず、3千万円という金額を得るには、兎にも角にも稼がなければなりません。
投資で増やすといっても、まずは原資がなければ話にならない。
圧倒的入金力こそが、FIREをするための最低条件。
必然的に、給料の高い一流企業に入社する必要があります。
そして、一流企業に勤めるには、一流大学に入る必要があるということ。
利根川先生が言っている通り、学生時代ぼーっとせずに勉強勉強ひたすら勉強。
一流大学に入った後もぼーっとせずに自己研鑽に励み、一流企業に入るための努力を欠かしてはなりません。
つまり、一流企業に入れなかった時点で、FIREすることは厳しい現実が待ち受けています。
まぁ今の時代、別に一流企業に入らなくたっていくらでも稼ぐことはできます。
ようは、ぼーっとせずに稼ぐための努力し続けることができるかどうか？だと思います。
物欲がない人
首尾よく一流企業に入ったところで、若手の頃は給料もたかが知れています。
糞みたいな上司や顧客の理不尽な要求にも耐え、少なくとも10年は働かなければなりません。
ストレスもたまるでしょう。しかし、ストレス発散に金を使ってはいけません。
少なくとも給料の半分は投資。もしくは貯金に回さなければなりません。
そうしなければ、3千万円という大金は貯まらないのです。
多分、物欲がある人はここでアウトです。
頭ではわかっていても、お金があるのです。
使ってしまうのが人間ってものです。
つまり、物欲がない人でなければFIREするための資産は貯めることができません。
結婚願望がない人
一流企業に勤め、その後も質素倹約な生活をする。そこまではできるかもしれません。
しかし、女性関係はどうでしょうか？もし好きな人ができて、その人が一般的な金銭感覚だったら？
度が過ぎたあなたの節制生活を見て、果たして彼女はどう思うでしょうか？
しかも、FIREしたいとかいうんですよ...?
「貴方とは結婚したいと思うけど、そこまで節制生活はしたくない」
そう言われたとき、じゃあ別れよう、と言える人間がどれほどいるか...
結婚願望がある人は、ここで脱落です。
私が稼ぐから貴方は家を守って、というぐらい男気がある女性を見つけなければ、結婚は難しいでしょう。
そんな女性が果たしてどのぐらいいるのか...少なくとも私は見たことありません。
結果、独身でもOKな人でなければFIREは難しいと思います。
世間体を気にしない人
一流企業に勤めて10数年、質素倹約な生活をして資産も十分にたまった。
女性関係も無し。これで漸くFIREができる。
いざそうなった時、果たして貴方は仕事を辞める決断ができますか？
長年築いてきたキャリア。
学生の頃から膨大な時間をかけて築き上げてきたものですが、失うのは一瞬。
そして、一度辞めてしまえば、取り戻すことはもうできません。
そして、仕事を辞めた後、待っているのは孤独。
伴侶や子供もおらず、友人は皆忙しく働いている。
同じ境遇の仲間は恐らく周りにいません。
社会的な信用も底辺となり、世間からはあまり良く思われない無職フリーターに転生です。
今まで一流大学、一流企業とエリート街道を歩んできた貴方に、それが耐えられますか？
それでもできる、という世間体をまったく気にしない精神の持ち主でなければFIREは難しいでしょう。
終わりに
纏めると、FIREしたいと思っている方は
・お金を稼ぐ為に努力する勤勉さを持ち
・質素倹約な生活ができるストイックさを持ち
・女性にうつつを抜かさず、独身を貫き
・世間体を気にしない強い精神力の持ち主
であることが必要となります。
修行僧かな？
勿論、一流企業に勤めなくともお金は稼げます。
共働きで、セミリタイアに理解ある奥さんなら結婚もできるでしょう。
そういった例外はあるとは思うものの、あくまで例外。
これをこなさないとFIREできないのか...
...確かに、現実的ではないと言われるとちょっとそうかも...
やっぱり修行僧じゃないと無理かな？
セミリタイアは一日にしてならず…
地道に頑張っていきましょうか。
以上！
