派遣社員「何故私達派遣社員は、差別されるのか…私達は経営者の家畜ではない!同じ人間だ!職種が違うだけで、何故ここまで差別されなければならないのか!」
常務「同じ人間だと。ふん、汚らわしい!入社した瞬間からお前達は我々に尽くさなければならない!派遣社員は、オレ達資本家の家畜なんだよ!」
派遣社員「誰が決めた!そんな理不尽なこと、誰が決めた!」
常務「天の意思だ!」
派遣社員「神がそのような事を言うものか!神の前では皆平等なはず。神はそのような事をお許しになるはずが無い!」
常務「社畜に神はいない!」
派遣社員「!!!!」
正社員「…課長。派遣社員にもボーナスを与えるべき!という彼女達の訴えは本当に間違っているのでしょうか?」
課長「…」
ファイナルファンタジータクティクスって面白いよね
急にすみません。
知らない人は訳が分からなかったと思いますが...
実は、最近ファイナルファンタジータクティクスという昔のゲームのまとめ動画を見て、ふと思いついて書いてしまいました。
このゲーム、中世ファンタジー系の戦略シミュレーションゲームなんですが、まぁストーリーが重苦しくて重苦しくて。
ファイナルファンタジーというより、タクティクスオウガの系統が強いせいか、鬱要素がいろんなところで仕込まれているんです。
主人公も、もとは大貴族の生まれなんですが、平民と貴族のあまりの格差に心を痛め。
とどめは、親友の妹がごみのように殺されたことで、怒り爆発。
一章の終わりに、身分を捨てて一介の傭兵に身を落とすんですよね。
二章からは、傭兵という立場で生きていくのですが、やはりそこは元貴族。
歴史の裏舞台に巻き込まれていく...といったお話。
そういった、貴族と平民という立場の違いを題材にした作品なんですが。
ちょっと手を加えるだけで、アーラ不思議。
現代の労働階級闘争を題材にした作品に早変わりできるんです。
ところどころに出てくるシーンは、現代にも色々な応用パターンができそうで、ほんと名作なんですよ。
例えば、いくつか紹介したいと思います。
今さら疑うものか!
女聖騎士であるアグリアスさんの名台詞も、ちょっと修正するだけでこんな感じになります。
契約社員「正社員、お前は社長一族の人間なのか…?」
部長「知らなかったのか?そうだ、正社員は社長の甥っ子だ。ゆくゆくは後継者の一人として期待されている」
正社員「確かに僕は社長一族の人間だ!しかし、我が社の働き方改革には本気で取り組んでいる!」
契約社員「今更疑うものか!私はおまえを信じる!」
とか。
「け、剣はどこだ...!くそ...腕が...動かない...」
FFT名シーンの一つである、イズルート死亡シーンも
主任「ス、スマホはどこだ?何処にある?会社に連絡しなければ…お、お願いだ…灯りをくれ…真っ暗で何も見えない…」
奥さん「もう、大丈夫よ。連絡しなくて良いわ。安心して…」
主任「せ、正社員に伝えてくれ…やはりダンピングは悪魔の力…社長は…もう人間じゃ無い…インサイダーの力によって…悪魔に…」
奥さん「お願い…もう喋らないで…」
主任「正社員の言っていた事は…正しかった…営業部と開発部で争っている場合じゃ無い…協力して立ち向かわないと…ス、スマホは何処だ…くそ、腕が動かない…」
奥さん「大丈夫、安心して。社長は告発されたわ。今頃取締役会で解任されているはずよ」
主任「本当か…?そうか、それなら安心だ…。ふう…疲れた…眠い…少し眠るよ…」
奥さん「貴方...お疲れ様...ゆっくり休んで...私もすぐにいくわ..」
とか。
色々と現代社会に応用できそうなシーンが多数。
まとめ
やはり、名作は時代を超越しても名作...?
「兄さんだって知っているでしょ。私があいつに何をされたか...」
こんなん、原文のままでも現代社会でありそう...セクハラ良くない!
あー、もう一回プレイしたくなってきた。やっぱFFTは名作ですね!