目を疑いましたよ…
元大塚家具の社長だった大塚久美子氏が、11月に講演をするようですが、その講演を聞く為の費用が145万円だそうです。
145万ウォンじゃないですよ?145万円です。
一流私大の年間授業料並みじゃないですか。
日経トップリーダー大学の受講費用という事で、他の著名人の講演も聞けるようですが…
にしても145万円って。
クロマティ高校のあのシーンを思い出しましたよ。
一体どういう顛末でそうなったのか?考えてみました。
しくじり先生的なやつ?
社長就任から業績を悪化させ続けた社長。つまり、誰よりも失敗をしているわけです。
成功体験よりも、失敗体験の方がより学びになるのは周知の事実。
恥を忍んで、こういうことをすると失敗する、というケーススタディを学べるのであれば、確かに価値のある内容かもしれません。
ただ、この人、過去のメディア放送を見る限り他責思考なので、あんまりそういうのは期待できそうにありませんが…
ブラックユーモア
公演の内容は、「変化への対応」という議題だそうです。
誰よりも変化に対応できなかった貴女がそれを言うの?
もう悪ふざけにしか見えません。
もしかして、日経トップリーダー大学は、全力で笑いをとりにきたのか?
だとしたら、このキャスティングをした担当者の方のギャグセンスはかなりのもの。
ビジネスにおいてもユーモアは大事な要素。
このセンスは、見習うべきなのかもしれません。
メンタルの強さを学べというのか?
あれだけの失敗をして、それでもこのような講演をする。
はっきり言えば晒し者。
常人ではなかなか出来ません。
鈍感力。そう、圧倒的な鈍感力がなければ出来ないでしょう。
ビジネスには、ある種の鈍感力が必要であることを、身をもって証明したいと思っているのか…?
会社を傾かせたから何?経営コンサルやっちゃいけないの?
そんな強い気持ちが、これからの社会に必要だと。
そう言いたいのかもしれません。
炎上商法
まぁこれでしょうね。
いやいや、会社傾かせた人の講演なんて誰が聞きたいねん。
そう突っ込ませたいが為のキャスティング。
案の定、ネットでも結構話題になっています。
注目を集めると言う意味では、かなりの宣伝効果。
実際、日経トップリーダーって今まで知りませんでしたしね。
恥ずかしながら、私もホイホイと乗っかってしまった一人。
客寄せパンダ的な扱いでしょう。
終わりに
いやぁ、親子喧嘩を社会に晒してまで経営権を奪い、結果会社傾かせた社長が、どのように「変化への対応」を語ってくれるのか?
絶対笑ってはいけないシリーズとして撮影すれば、かなり見応えのある回になりそうですね。
145万円でなければ、ちょっと聞いてみたかったかもしれません。
誰か聞きに行かれたら、どんな感じだったか教えて欲しいものです。