実際のところ、手の届く距離まで来ているのは事実。
ただ、世間体が…世間体が辛い…
家族、友人達にそれとなく話を向けてみても、返ってくる答えは大体同じ。
辞めない方がいいよ。辞めてどうするんだ?
折角そこそこの給料貰ってるのに勿体ない。
仕事は辛いもんなんだから、耐えるしかないよ。
転職することすら否定的な人達にとって、FIREとは最早意味不明らしいです。
セミリタイア界では常識とされるFIREの概念が、世間一般ではまだまだ知られていないのが現状なんだなぁ…と改めて感じました。
なんならちょっと怪しい思想扱いされる始末。
正直、お金の問題よりも根が深いと思います。
現在所属しているコミュニティにおいて、あまりにも理解されないこのFIREという思想。
いざやろうものなら、変人扱い、落伍者扱いされるのは目に見えております。
親にはガチで勘当されるんじゃないかしら?
いや、分かりますよ?
高い学費払って私立の大学まで通わせて。
そこそこの会社に勤めてる息子が、急にFIREしたいとかわけわからんこと言い出したわけですから。
まずい思想に染まった!?と思い、必死に止めたくなるのは人情ってもんです。
特に、親世代なら一流大学、一流企業に勤めることが幸せという風に考えられていたわけで。
そこから逸脱することは、意味不明。落伍者としか思えないんでしょう。
こう言っちゃなんですが、今までそこそこエリートな街道を歩んできている事が、逆に足枷になっています。
これが中卒無職なら、
好きにしたら?どうせお前には期待していないから。金は出さんぞ。
とかになっていたと思うんですよね…
うーむ、一流大学を出たことが、こんなところでデメリットになるとは…
困ったなぁ…
といううざい自慢はさておき、今のコミュニティで理解を得られる為には、ある程度の社会的ステータスのある資格をとって独立した形にする。
ぐらいしか思いつきませんね。
それか、もうそのコミュニティとは縁が切れる覚悟でセミリタイアするか、ですかね。
社会的環境がガラリと変わるわけですから、付き合う人間も変わるのが当たり前なのかもしれません。
ちょっと寂しいですけど…
まぁ、無職になっても変わらぬ付き合いをしてくれそうな奴もいますが。
セミリタイアした後の人生をどうするか?
今までの人間関係をリセットすることは難しいでしょう。特に家族は無理。
もっとFIREが市民権を得てくれれば、これほど悩まずとも問題ないのになぁ…