【高配当】ヒノキヤグループ 企業/株価分析 ポートフォリオに加えるべきか?


スポンサードリンク

はい、皆さん。今日も企業株価分析の時間がやってまいりました。

 

本日分析する企業はヒノキヤグループ。

聞いたことない方も多いと思いますが、近年業績が伸びている勢いのある企業です。

 

果たして、投資する価値のある会社なのか?其処と儚くみていきましょう!

 

で、何をしている会社なの?

建設会社ですね。以下はWikipediaの抜粋

 

 桧家住宅は、黒須新治郎(現 代表取締役会長)が起業した会社(当初は株式会社東日本ニューハウス。2003年に株式会社桧家住宅に商号変更)であり、木造注文住宅の設計、施工、販売を主業とする。起業のきっかけには、黒須が20年余りに渡り住宅業界で働く中で持った業界体質への不満があるという。

 

桧家住宅の特色としては、規模により坪単価が変わることが挙げられる。通常、注文住宅は坪単価が一定であり、住宅の建坪が変わっても単価は変わらない。しかし、黒須は

建材費は建坪に比例しない。建坪が大きいほど坪当たりの建材量が少なくすむ。— 黒須新治郎、

として、建坪によって坪単価が変わる価格を設定した。

また、提供する住宅の耐久性にもこだわっているという。20 - 30年で建て替える必要がないよう、通常よりも太い柱を使う等、頑丈な構造で施工する。それでいて、価格は大手住宅メーカーよりも安いという。価格の安さは大手住宅メーカーが工務店を間に挟んで大工等へ発注するのに対し、桧家住宅は工務店を介さず直接発注することも要因となっている

 

つまり、建設業界で横行している中抜きをやめて直接顧客と大工を結ぶことで、品質の良い住宅を安く提供できるようにした、という感じですかね。

 

我々購入側にすればありがたい限りです。

 

経営理念も“最高品質と最低価格で社会に貢献”ということで、創業者の方は業界の中抜き体質にうんざりしていたのでしょうね。

 

そんな理念を掲げたヒノキヤグループ、果たして業績の方はどうでしょうか。

 

業績推移と各種データ

 

f:id:poponponpo:20210123161947p:plain

ヒノキヤグループHPの決算短信から

 

綺麗な右肩上がりですね。順調に売り上げを伸ばしていっています。というか、ちょっと凄すぎません?

 

2007年には165億の売り上げだった会社が2019年には1000億を突破するとは…

 

この成長率は、余程サービスが良いのか阿漕な商売をしているかどちらかでしょう。

 

f:id:poponponpo:20210123173812p:plain

IR BANKから

ROE,ROAも悪くない数字。何より、ここ十年一度も赤字になったことがないことが非常に評価できます。

 

ここまで伸びるということは、如何に建設業界の中抜きが酷かったのか…?

業界の闇が垣間見れる結果ですね。

 

株価推移と各種データ

f:id:poponponpo:20210123174401p:plain

yahooファイナンスから

PER:7.32倍
PBR:1.35倍

株価2029円

配当 予4.44%

※2021年1月22日時点

 

2018年にどうした?と思うぐらいに一瞬暴騰してますが、それ以外では横ばいって感じですね。

 

2020年はコロナの影響で一時的に値下がりしたものの、今は元の水準まで戻ってきています。

 

自己資本比率が20%代と気になるものの、配当も4.4%と高配当ですし、文句ないんじゃないでしょうか?

 

後、配当権利確定月が6月と12月と少し珍しいタイミングとなります。

 

結論

売上、業績、配当を鑑みるにポートフォリオの一つに加えても良い優良企業ですね。

 

何より、業界の悪習を打破しようという心意気が気に入った!

こういう理念を持った企業にはもっと伸びていって欲しいものですね。

 

なお、ヤマダ電機に買収され現在はその子会社となっています。

 

とは言っても、決して敵対的買収ではなく、お互いの得意な分野を活かして、更に強くなろうという買収です。

 

住宅と家電のコラボが更なる飛躍を生むことが予想できますね!

 

一方で今後住宅建造数自体が減っていく予想があることから、このまま売り上げを伸ばすことができるのか?

その辺りが不安要素かな?と思います。

まぁこれはどの建築メーカーにも言えることですが。

 

勿論、投資は自己責任でお願いします。

プライバシーポリシー