遂にこのゲームを紹介する時が来てしまいましたか…
今日紹介するのは、初代プレステで発売された幻想水滸伝というRPGです。
恐らく、このゲームの開発者は当時離婚協議中だったのか…
若しくは、とても辛い出来事があったに違いありません…
それ程の心労がなければ、あの作品は生まれなかったでしょう。
ありとあらゆる悲劇を詰め込んだ、鬱ゲー。
それが本作の正体です。
粗筋は以下の通り。Wikipediaの抜粋です
赤月帝国の皇帝バルバロッサ・ルーグナーは、賢王として知られていたが11年の統治の間に豹変し、今や国民からは暴君と呼ばれていた。
赤月帝国五将軍のひとりテオ・マクドールの子息である主人公は、周囲の信望と皇帝の期待を受け半ば将来を約束されていた。ある日、宮廷魔術師ウィンディに追われてボロボロの体となった親友のテッドから、27の真の紋章のひとつ『ソウルイーター』を受け継ぐ。この事で主人公は帝国に命を狙われる事となり帝国軍を離反することになる。
その後、偶然にも圧政を敷く帝国軍に反旗を翻すべく結成された解放軍の存在を知った主人公は、志半ばで息絶えたリーダーの遺志を継いで解放軍を率いることを決意。トラン湖の古城に運命に導かれて集まった107人の仲間と共に赤月帝国を倒すべく戦いに身を投じる事となる。
太陽暦457年。これは後世において、“門の紋章戦争”と呼ばれる戦いの物語である。
と、だいぶマイルドな紹介となっていますので、実際プレイした感想を言うとまず最初に親友が死にます。
その後、育ての親が死んで、最後に父親が死にます。というか、主人公が殺します。
んで、それらの魂を、主人公が食べます。
正確にいうと、主人公が宿したソウルイーターという紋章が食べます。
…どうでしょう?
あと、きちんと育てていないと、一緒に暮らしていた仲間も死にます。
てか、主人公の親しい人は大体死にます。
また、育ての親が死ぬ時がまた切ないんですよ…
この育ての親、主人公に激甘でちょっとギャグ風味のキャラなんですが、最期は主人公を助ける為に、植物の胞子に食われて死にます。
主人公はそれを壁一枚隔てた所で、助けることもできず見ているだけ。
そして、仇となる敵を倒した時、主人公には選択肢が出るんです。
それは、仇を打つのか、仲間にするのか、という2択です。
実は、敵も黒幕に操られていただけであり、悪い人間ではなかった、ということが後からわかります。
また、有能な人間であり、仲間にすれば心強い味方になるのは間違いない。
…正史では、仲間にするのが正解なのですが、最初は殺してしまいましたね。
いやいや、悪気がなかったで殺されてはたまったもんじゃ無いですよ。
後から、そいつを助けることで、育ての親を生き返らせることができることを知ったので助けましたけどね。
まーこんな感じで主人公はこれでもか!というぐらい悲惨な目に遭います。
勿論、システムや音楽なども問題なし。
ストーリーが濃いので長く感じますが、実際は15時間ほどプレイすればクリアできるほどサクサクと進みます。
鬱になりたい人は是非ともプレイしてみてください。