ワタクシ、米国株メイン投資家と言えども日本人として日本株も当然嗜んでおります。
基本は米国株同様の配当狙いの長期投資…だったんですが、日本株の方は、松井証券でやってまして。
そして、松井証券は1日五十万までは取引手数料無料売買なので、ちょこちょこ短期取引もしています。
その中の一つに電源開発という株があるんですが…皆さんご存知ですか?
別の名をJ-POWERと呼ぶこの会社、古くは国営の電力生産会社であり、国のお金が注力されて発展してきました。
東京電力等の家庭に電力を販売する会社と違って電力の卸会社。即ち東京電力等に電気を売る会社であり、マイナーな会社です。
一方、知名度に反比例して規模は大きく売上高は9000億程。利益率も悪くなく優良企業の一つです。そもそも、前述の通り2000年代までは国営企業でしたしね。
でも、今まであまり見向きをしていなかった理由に、この会社高配当株じゃなかったんですよね。
2020年1月時点で株価は2500円ほどで配当が75円。なので約2.8%程の配当率。
フツーの配当額の為、数ある優良企業の一つに過ぎず、今までスルーしてきました。
その潮目が変わったのが今年6月頃ですかね。
コロナの影響で株価が2000円ほどだったのが、ずるずると下がり始め今や1400円台。
配当も5%台にのり、文句無しの高配当株の一つに名乗り出ました。
何故こんなに株価が下がったかというと、近年の環境保全の影響から石炭火力発電の撤廃が決まったからと言われています。
勿論、今すぐに撤廃出来るはずもなく段階的にですが、この会社は石炭発電がメインの一つでもあったことからジリジリと下げているのでしょう。
でも、よく考えてください。
電力という国家防衛上大切な資源を海外に頼りっきりにするわけはないと思います。
よって、電力会社自体は国が潰さないでしょう。
そして、この電源開発は東電などと違い財務状態は良好。
また、石炭発電で有名ですが、水力や風力発電でも国内2位の位置にあり、決して石炭だけの会社ではありません。
今後、電気自動車が主流になっていくにあたりますます電力の需要は高まっていくでしょう。
その時、この電源開発の重要性に皆気づくはず。
そして、また二千円台、いや、三千円台に再び舞い上がることでしょう。
別に上がらなくとも、配当金もいいので長期保有すればいいだけの話ですし。
ふふふ、やはり53万の男はこういった隠れた有望株も見逃さない…
来年には100万の男になってしまうかもしれませんね!
ああ!敗北が知りたいものです。