判子について、改革が進んでいるようですね。
確かに、日本社会のめくら印の多さは異常だと思います。
最早、十年以上めくら印を押してきたベテランとして感覚が麻痺してしまっていますが、毎回この判子を押す意味は?と思いながら押しています。
勿論、押さなければいけない書類もありますが、これは…?、と必要ないものまで押させられてる印象です。
自分の所掌に直結する書類の判子は勿論押します。
でも、社内の間接部門の人が処理する書類に営業の判子は要らんでしょ。
それはお前らが責任持ってやれ。お前の仕事のチェックを何で俺がやらなあかんねん。
仮にお前がミスってても、営業さんに確認してもらってます(キリ)っ責任逃れしたいがためだけの判子だろこれ。
こういった、本来自分の仕事の責任を他人に押し付けるために押させている判子はいらないかな…と思います。
判子判子判子。判子のゲシュタルト崩壊が起こりそうです。
うちの会社だけなのかもしれませんが、使えない人間をクビに出来ず、仕方ないから間接部門に異動させる。
緩い仕事なので、当然辞めず、どんどんそういう人間が間接部門に増えていき…
今や、営業員より事務員の方が多いという意味わからん状態になっていますからね。
そいつらがまたしょうもない書類を作ってるんですが、その全てに営業の判子が必要と。
じゃあ営業に事務仕事がなくなったかと言えばガッツリありますし。
そういった実際必要な事務仕事を暇そーにしてる事務員に回せばいいじゃんと思いますが、それは私の仕事じゃありませんとばっさり。
うーん、クズ。
個人的には、判子を無くすよりも、社内ニート達をいなくした方が良いと思います。
そいつらの給料を、数少ないちゃんとやってる事務員の人たちに回してあげた方が、余程生産性が上がるんじゃないかな?
労働法に守られている身としては、ありがたいと思いつつも歯痒い思いもあります。
この間ちょっと笑ってしまったのが、同じように現場で実務を回す人間が少なくなっていった結果、部長自ら担当を持たないといけなくなった会社がありまして。
まず、最初の担当の欄にその部長のハンコを押してあり、次に課長、次長と上の役職の判子が押してあり。
最後にまたその部長の判子が押されている書類を見てしまった時は笑いましたよ。
いや、もう課長次長の判子いらんやん。
間接部門に人員は必要ですし、ちゃんとした事務員さんにはいつも助けてもらっていますが、使えない奴を間接部門に回す文化はもう辞めて欲しいものです。
そういう事務員程、足を引っ張りますしね。
なんかたまに、共産主義社会かな?と思ってしまいます。
実際の共産主義はもっと酷かったのだと思いますが。
そりゃ、働かなくてもお金を貰える共産主義が廃れて、働いた分だけお金をもらえる資本主義が勝つわけですわ。
理論的には、共産主義の方が皆が幸せになれるはずなのにね。
残念!