ブリヂストン...石橋さんが創業者だからブリッジストーンをもじった社名。
嘘のようなホントの話ですが、ほんとです。
そんなブリヂストン、いったいどんな会社なのか?投資する価値はあるのか?
今日はそんな分析をしてみたいと思います。
事業内容
結論から言うと、タイヤメーカーですね。ほかの事業もやっておりますが、売上の8割以上がタイヤということから、ほぼタイヤ専業企業といってもいいでしょう。
シェアは世界ランキング一位!、を獲ったこともある巨大企業です。
ただ、実力は今も十分あり、フランスのタイヤメーカーであるミシュランと毎年首位を争っています。
勿論、日本では断トツの一位です。
シェア率はおおよそ14%。一位のミシュランが15%なので、ほぼ同格のライバルですね。
各種指標と推移(2021年1月時点)
売り上げ規模はここ十年は3兆円。文句なしの大企業です。
というより、純利益が3千億って...しゅごい...
売上高が3千億に達していない企業がほとんどの中、利益で3千億って...
ちょっと儲かりすぎじゃないですかね?
自己資本比率も昨年時点で58%と内部保留も十分。タイヤの今後の需要も考えて、倒産リスクはまずないといっていいでしょう。
株価、配当について
2020年の一年チャートがこちら。4000円近くあった株価が、3月のコロナショックで一時期3000円近くまで暴落。
その後は持ち直して徐々に上がっていき12月に一度大きく下げたものの、今年に入ってから暴騰。コロナ前の4000円近くまで株価を戻しました。
2000年からの超長期チャートはこちら。リーマンショックで株価を落としているものの、アベノミクス効果で株価は順調にアップ。
ただ、米中の貿易摩擦の影響で、2016年ごろから伸びなやんでおり、最近は下落基調の推移でした。
各種数値は以下の通り。
PER:9.79倍
PBR:1.17倍
株価:3965円
配当金:105円(予定)
予想配当利回り:約2.65%
前期配当性向:39.5%
コロナのせいで、配当金が少なくなってしまったこともあり、利回りは2%台に...
仕方ありませんが、残念な結果。
なお、珍しく配当金の権利確定日が6月末と12月末の企業です。大体3月と9月の企業が多いんですけどね。
まとめ
直近では株価が急騰していますが、それでもまだまだ割安な水準となっています。
まぁ、私は暴騰前の3400円台で買いましたけど笑
そう、なぜこの株の紹介をしたかというと、自慢がしたかったからです!(しょうもな)
冗談はさておき、今後電気自動車が主流になるといっても、タイヤは必要でしょう。
今後の成長はあまり見込めないものの、斜陽産業ではなく、成熟産業といえることから、倒産リスクはまずない。
配当金も、コロナが回復すれば復活することが見込まれるため、ポートフォリオの一つに加えることは十分検討の余地のある会社です。
勿論、投資は自己責任でお願いいたします。